葉 君璋(イエ・ジュンジャン、1972年10月25日 - )は、台湾の台北市出身の元プロ野球選手(捕手)右投げ右打ち。
経歴
プロ入りとドラゴンズ時代
1994年10月に開催された広島アジア競技大会の野球チャイニーズタイペイ代表に選出された。
1996年に中華職業棒球大聯盟(CPBL)の味全ドラゴンズに入団。
ブルズ時代
2000年、興農ブルズに移籍。
2004年8月に開催されたアテネオリンピックの野球チャイニーズタイペイ代表に選出された。
2006年開幕前の3月に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のチャイニーズタイペイ代表に選出された。オフの11月から12月にかけて開催されたドーハアジア競技大会の野球チャイニーズタイペイ代表に選出された。同大会では優勝を果たした。
2008年8月に開催された北京オリンピックの野球チャイニーズタイペイ代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした。
エレファンツ時代
2010年、兄弟エレファンツに移籍。
2011年オフに兄弟を戦力外になり、現役引退。
引退後
2012年からクリーブランド・インディアンスの傘下マイナーリーグベースボール#概要のバッテリーコーチを務めた。
2015年6月23日から義大ライノズ(後の富邦ガーディアンズ)の一軍監督を務めた。
2016年開幕前の1月29日に「侍ジャパン強化試合 日本 vs チャイニーズタイペイ」のチャイニーズタイペイ代表コーチを務めることが発表された。
2018年7月30日、成績不振により義大の後継球団である富邦ガーディアンズの監督を辞任した。
2019年4月15日、20年振りに台湾プロ野球に復活することが決定した味全ドラゴンズの監督に就任した。
プレースタイル
台湾を代表するベテラン捕手であり、長年にわたり野球中華民国代表に選出された。打撃は非力で安定性を欠くが、守備ではインサイドワークに定評がありベテランならではの熟練のリードが持ち味。肩は弱いが、国内では高い盗塁阻止率を誇る。
詳細情報
年度別打撃成績
- 各年度の太字はリーグ最高
表彰
- ベストナイン:3回 (2000年 - 2002年)
- ゴールデングラブ賞:3回 (2000年 - 2002年)
- 台湾シリーズMVP:1回 (2005年)
背番号
- 27 (1996年 - 2011年、2016年 - )
- 90 (2014年)
- 80 (2015年)
代表歴
- 1994年アジア競技大会野球チャイニーズタイペイ代表
- 2004年アテネオリンピック野球チャイニーズタイペイ代表
- 2006 ワールド・ベースボール・クラシック・チャイニーズタイペイ代表
- 2006年アジア競技大会野球チャイニーズタイペイ代表
- 2008年北京オリンピック野球チャイニーズタイペイ代表
脚注
外部リンク
- 選手の各国通算成績 CPBL、Baseball-Reference (CPBL)


