ニゲラ(nigella)
植物
- Nigella(クロタネソウ属)- 学名でニゲラとも呼ばれるキンポウゲ科の属の1つ。この属に属する以下の一年草の種もニゲラと呼ばれる。
- Nigella sativa(ニオイクロタネソウ)- 和名でセイヨウクロタネソウとも呼ばれ、属名のままニゲラとも呼ばれ、その種子は食用スパイスとして使用され、ニゲラシード(後述)と呼ばれる。
- Nigella damascena(クロタネソウ)- 日本でニゲラと言った場合通常この園芸種を指すことが多い。ラブインアミスト(霧の恋人)とも呼ばれ、その種子はダマスセニンというアルカロイドを含有し食用に適さない。
食用
- ニゲラシード - 主にアラブ世界で食用として使用される黒いニオイクロタネソウの種子。「ブラッククミン(ニゲラはクミンが属するセリ科ではないが種子の形状が似ていることからこの通称がつけられている)」とも呼ばれる。ブラックシードやブラックキャラウェイとも呼ばれるが、この2つの呼称はセリ科のElwendia persicaを指している場合がある。
人名
人名でNigellaと綴る場合、通常ナイジェラと発音表記されることが多い。
例
- ナイジェラ・ローソン




