高橋 樹也(たかはし みきや、1997年6月21日 - )は、岩手県花巻市出身の元プロ野球選手(投手)。左投左打。プロサッカー選手で鹿児島ユナイテッドFCの藤村慶太は従兄弟にあたる。
経歴
プロ入り前
小学校(花巻市立笹間第一小学校)から笹間一スポーツ少年団(軟式野球)で野球を始める。花巻市立西南中学校卒。
花巻東高等学校では1年秋からベンチ入り。3年夏に岩手大会決勝戦で13回190球を投げ、第97回全国高等学校野球選手権大会出場に貢献。初戦の専大松戸高校戦では2失点で完投勝利。3回戦では仙台育英高校と対戦し、1失点を喫し敗退した。U18ワールドカップにも出場し、中継ぎとして3試合に登板。6回を投げ無失点で準優勝に貢献した。
2015年10月22日に行われたドラフト会議で広島東洋カープから3位指名を受け、11月7日に契約金5000万円、年俸540万円で契約合意した(金額は推定)。背番号は46。
プロ入り後
2017年は、4月30日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初登板を果たし、筒香嘉智から三振を奪った。8月4日の横浜DeNAベイスターズ戦ではプロ初先発としてマウンドに上がったが、4回7安打8失点(自責3)で降板し、敗戦投手となった。
2021年は自己最多の27試合に登板して防御率1.37の成績を残した。しかし、2022年はコンディション不良により、春季キャンプからリハビリ組で過ごす。左肘痛と右膝痛の影響で、実戦登板のないままシーズンを終えた。右膝は手術により走れる状態まで治ったものの、左肘の状態は戻らず、10月4日に球団より戦力外通告を受けた。
現役引退後
2022年11月8日に楽天生命パーク宮城で行われた12球団合同トライアウトに参加するも、NPB球団への復帰は叶わず、2023年1月19日、現役引退と、東北楽天ゴールデンイーグルスの打撃投手への就任が発表された。
選手としての特徴
球速は最速146キロ。スカウトからは「高校生離れの投球術があり、試合をつくれる」と評されている。
詳細情報
年度別投手成績
年度別守備成績
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2017年4月30日、対横浜DeNAベイスターズ6回戦(横浜スタジアム)、8回裏に6番手で救援登板、1/3回無失点
- 初奪三振:同上、8回裏に筒香嘉智から空振り三振
- 初先発:2017年8月4日、対横浜DeNAベイスターズ15回戦(横浜スタジアム)、4回8失点で敗戦投手
- 初セーブ:2018年8月5日、対横浜DeNAベイスターズ16回戦(横浜スタジアム)、10回裏に7番手で救援登板、1回無失点
- 初ホールド:2018年8月8日、対中日ドラゴンズ17回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回表に2番手で救援登板、2回無失点
- 打撃記録
- 初打席:2017年8月4日、対横浜DeNAベイスターズ15回戦(横浜スタジアム)、2回表に石田健大から一ゴロ
背番号
- 46(2016年 - 2022年)
- 116(2023年 - )
登場曲
- 「君に捧げる応援歌」HIPPY(2017年 - 2022年)
脚注
関連項目
- 岩手県出身の人物一覧
- 広島東洋カープの選手一覧
外部リンク
- 個人年度別成績 高橋樹也 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube




