稲荷社(いなりしゃ)は、埼玉県さいたま市桜区の神社。
歴史
創建年代は不明である。ただ1827年(文政10年)に神祇管領長上吉田家より「正一位稲荷大明神」の神璽が授与されていることから、その頃までには既に存在していたものと推測される。同市同区の東福寺が別当寺であった。
1873年(明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられ、1932年(昭和7年)に「熊野稲荷合社」を合祀した。中にあった「熊野大権現」と「稲荷大明神」の神牌は当社本殿に納められた。
交通アクセス
- 路線バス大久保支所停留所より徒歩1分。
脚注
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年




