ジャック (USS Jack, SSN-605) は、アメリカ海軍の原子力潜水艦。パーミット級原子力潜水艦の7番艦。艦名は様々な魚の名であるジャックに因む。その名を持つ艦としてはガトー級潜水艦48番艦(SS-259)以来2隻目。

艦歴

ジャックの建造は1959年3月13日にメイン州キタリーのポーツマス海軍造船所に発注され、1960年9月16日に起工する。1963年4月24日にグローブス夫人(マンハッタン計画責任者レズリー・グローヴス中将の妻)によって命名、進水し、1967年3月31日に艦長ルイス・T・ウルバンツィク・ジュニア中佐の指揮下就役する。

ジャックは、実験的に、減速ギアを介さずにタービンと推進シャフトを直結した直接駆動推進システムと2重反転プロペラを搭載したことにより姉妹艦より20フィート長い船体となったものの、かつて同様の機軸を実装した実験潜水艦アルバコアの場合とは異なり、期待されたほどの成果は上がらなかった。

ジャックは1990年7月11日に退役し、同日除籍された。その後ワシントン州ブレマートンで原子力艦再利用プログラムの下に解体が始まり、1992年6月30日に作業は完了した。

脚注

関連項目

  • アメリカ海軍艦艇一覧

外部リンク

  • navsource.org

原子力潜水艦元艦長が助言「家で過ごすのがつらくても、そこには意義がある」 クーリエ・ジャポン

バージニア級原子力潜水艦 Virginiaclass submarine JapaneseClass.jp

アメリカ海軍 原子力潜水艦 USS スキップジャック (プラモデル) 画像一覧

建屋で解体中の原子力潜水艦(司令塔の後部にある原子炉搭載部は取り外し済み)

原子力潜水艦 不動産を持とう