金剛寺(こんごうじ)は、東京都中野区にある曹洞宗の寺院。
概要
1350年(建長2年)、鎌倉幕府御家人の波多野忠経の開基である。鎌倉幕府第3代将軍源実朝の菩提を弔うために創建された。
元々は相模国大住郡波多野荘(現・神奈川県秦野市)に位置していたが、その後武蔵国豊島郡江戸荘小日向郷金杉村(現・東京都文京区春日)に移転した。文明年間(1469年~1487年)に太田道灌が再興した。
当初は臨済宗の寺院であったが、1509年(永正6年)に曹洞宗に転宗した。
戦後に、地下鉄丸ノ内線建設のため、現在地に移転した。
交通アクセス
- 地下鉄東西線落合駅より徒歩7分。
- 西武新宿線新井薬師前駅より徒歩10分
- 西武新宿線・都営地下鉄大江戸線中井駅より徒歩10分
脚注
参考文献
- 中野区史跡研究会 編『中野区史跡散歩 (東京史跡ガイド14)』学生社、1992年
関連項目



