石井駅(いしいえき)は、かつて愛媛県温泉郡石井村越智にあった、伊予鉄道森松線の駅(廃駅)である。
椿神社(伊予豆比古命神社)の最寄り駅だった。
歴史
官報では森松線間開業時(1896年1月26日)より石井駅として掲載されている。
年表
- 1896年(明治29年):立花 - 森松間に石井停車場・居相臨時停車場が開設。
- 1901年(明治34年)
- 2月21日:石井停車場および居相臨時停車場廃止。石井仮停車場開設。
- 11月29日:石井仮停車場を本停車場として存置。
- 1965年(昭和40年)12月1日:廃止。
駅構造
『伊予鉄道百年史』に掲載された写真によれば、ホーム2面2線で行き違いが可能な構造だったようである。
駅周辺
森松線廃止前に刊行された住宅地図によれば石井駅は現在の国道33号椿神社入口交差点付近にあり、周辺には交番や郵便局、農協などもあったが、宅地開発は進んでおらず、多くは農地であった。
- 石井村役場(のち松山市役所石井支所)
- 石井村立石井小学校(のち松山市立石井小学校)
- 石井村立石井中学校(のち松山市立石井中学校)
- 椿神社(伊予豆比古命神社)
隣の駅
- 伊予鉄道
- 森松線
- 伊予立花駅 - 石井駅 - 森松駅
脚注
注釈
出典
参考文献
- 伊予鉄道電気 『五十年史』 1936年
- 『64 松山市住宅地図』 精工社、1964年
- 石井村史追録編集委員会 『愛媛県温泉郡 石井村史』 石井公民館、1982年
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 営業距離わずか4.4キロ!〜今はなき森松線〜 - 伊予鉄公式ブログ




