クヌート1世(スウェーデン語: Knut Eriksson、1150年 - 1196年4月8日)は、エリク家の第2代スウェーデン王(在位:1167年 - 1196年)。

生涯

生い立ち

1150年にエリク9世の長男として生まれた。母クリスティナはインゲ1世の孫娘であるためクヌートはステンキル家の血を引いている。

即位とその治世

10歳ごろに父によって使節としてローマに派遣され、ローマ教皇と面会した。父エリク9世がマグヌス2世に暗殺された際もクヌートはローマにいたため助かった。マグヌス2世が死ぬとスウェーデンに戻り、マグヌス2世を殺して王位を奪ったカール7世を殺して王位に就いた。即位したクヌートはローマの教会を模した教会を建て、異教徒を弾圧した。クヌート1世の治世に、王による文書の発行も始まった。さらに戴冠式を行おうとしたが、その前に死去した。この時代の王としては長く在位し、死因は暗殺ではなく自然死だった。後にスウェーデン王に即位した息子のエリク10世は、スウェーデンで初めて戴冠式を行った。

子女

クヌート1世はセシリア・ヨハンスドッテルとの間に以下の子をもうけた。

  • 息子3人(名前不明) - 3人とも1205年11月にアルガロスの戦いで戦死
  • シグリッド(またはカリン) - マグヌス・ブロカの母、またはマグヌス・ブロカ自身と結婚したといわれる
  • エリク10世(1180年 - 1216年) - スウェーデン王(1208年 - 1216年)

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